灯台下暗し

世界で戦う必要はない。まずはしっかり地元で足固め。モノを運ぶ時に、大きいものや遠くに届けようとするとコストが高くつく。情報も似たようなところがあり、近くで宣伝・広告をする分にはあまりコストが掛からない。最たるものが「口コミ」。来店したお客さんが評判を伝えてくれる分には、ほとんどコストはかかりません。実際にコロナ禍にあって、いち早く業績を回復させたお店の多くは地元民、ジモティーを大切にしています。

一昨年まで、インバウンドで賑わっていたお土産屋さんが立ち並ぶ、福岡県のとある参道。その中でなぜか試食品の提供に消極的で(実際に購入する際にはちゃんと試食させていだけるのですが)、地元の方が手土産を求めに来店する、あまり賑わっていない老舗のお店がありました。そこの女性店主にその理由を尋ねたところ、観光客のマナーがあまりに酷く、古くからのお客様に御迷惑になるからというものでした。潔いというか、これが老舗の商売というものかと感銘を受けたのをハッキリ覚えています。もちろんそのお店で友人への手土産は購入させていただきました。先日そのお店の名前がたまたま車で聞いていたラジオから流れきました。以前に比べると売上は落ちてはいるものの、地元のお客様に支えられてなんとかやっている、という内容でした。

他にも先日立ち寄った図書館で見た(読んだ)経済誌には、ある和菓子チェーン店の事例が紹介されていました。このチェーン店は有名観光地にお店を展開しているのですが、緊急事態宣言で全店を一旦閉店。その後体制の整った店舗から徐々に営業を再開したのですが、営業成績が予想以上にはっきり二分したとのこと。その分析結果は、地元のお客さんの来店比率が高いお店と、その日限りのお客さんの来店比率が高いお店の違いだったそうです。つまりリピーターか一見さんの違い。分析をおこなって経営者自身が、今回のコロナ禍で地元のお客さんの存在の大きさに改めて気付かされたという内容でした。もちろん一見さんがダメだという話ではなく、普段からお客さんの構成比に目を配るなど、顧客管理が重要だということです。傾向がわかれば対策は打てますので。

飲食店の場合、通販やテイクアウト、移動販売への業態変化で成功した例がニュースなどで紹介されますが、それ以上にどうやって地元のお客さんに情報発信していくのかが鍵を握っています。通販やテイクアウトを始めたことをどうやって伝えるか?チラシなのかポスティングなのか、インスタやLINEなのか、悩むところです。

実はそのために必要なものこそ「顧客リスト」です。一緒に構築しませんか?顧客リストを。長年、WEBマーケティングに関わり、顧客リストの構成要件(属性と感性)の大切さを誰よりも知る私が全力でサポートサポートさせていただきます。

コラム 大福帳
大福帳
令和版 三種の神器 ※そろばんは出来ないので計算はもっぱらEXCELか電卓です

大福帳は江戸時代の帳簿であり、顧客リストでもある、商売をするにあたっては何よりも、時には命よりも大切なものでした。大福帳には、お客さんの名前はもちろん、いつ、なにを、どれだけ売ったか?ということが記されていたそうです、それも水に強い紙で。その理由はこちらのプロジェクトで詳しく紹介されていますので、興味があれば是非読んでみてください。ちなみに私がネット通販を始めた当初、知人からいただいた写真の大福帳は普通の紙でできていますが、風情があるので大切にとってあります。

Makuake|江戸商人の命「大福帳」を現代の洗える紙と伝統的な和綴じ職人の技術で復活させたい!|Makuake(マクアケ)
こんにちは。新しい文具製作委員会の高木と申します。 Makuakeでは、これまでに「himekuri」と「NOUTO」そして「N」という3つのプロジェクトにチャレンジさせていただきました。おかげさまで、どのプロジェクトも多大なるご支援をいただき、無事に商品化することができました。支援者のみなさまには、この場をお借...

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